ストーマ ケア: 造設手術後の合併症

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ストーマ ケア: 造設手術後の合併症

ストーマ造設手術後の数週間は、患者様にとって肉体的にも精神的にも困難な期間です。 この期間、オストメイトの多くは新しい生活についての不安や疑問を抱えます。 ストーマ ケア看護師や医師として皆様がすべきことは、適切に回答し、共感をもって話を聞くことです。

患者様の疑問がライフスタイル、皮膚の合併症、愛情行為、不快感など多岐にわたっても、患者共通の不安をよく理解しておくことは、患者様を安心させるのに大いに役立ちます。 ストーマ ケアの知識を広げるため、造設手術とその結果について 31 名の経験豊富なET看護師が協力して運営しているオストミー フォーラムが完成させた成果をご覧ください。

このガイドでは、処置方法の理解を深め、継続教育要件を満たすことができるように、いくつかの調査が紹介されています。

ストーマ造設患者が術後半年経っても痛みを感じているのはなぜか?

この調査は、オストミー フォーラム グループのオランダ/ポーランド支部で実施されました。 調査の全体的な目的は、ストーマ形成後の身体的要因と心理的要因の関係を特定して調べることでした。 具体的には、ワークグループは手術後の痛みに焦点を当てました。

上記のリンクから調査結果をご覧ください。 最も驚くべき結果の 1 つが、ストーマ手術後 6 か月を経過しても多くの患者様の痛みが続いていることでした。 研究者らは、患者様の心理的環境が痛みの感じ方に影響を与えるとも結論付けています。

手術後のストーマの合併症に関するアンケート

オストミー フォーラムのデンマーク支部は、術後 26 週間のストーマ合併症の発生率を示す調査に着手しました。 計 237 人の患者様について、ストーマ ケア看護師が 4 回追跡調査を行いました。 データは、ストーマのタイプ、性別、期間、手術が永久的か一時的かに対して、合併症が観察されたかどうかを表しています。

この調査の結果の 1 つとして、一時的結腸ストーマ造設手術を受けた患者様、特に女性の患者様でストーマ合併症が起こる率が最も高いことが示されています。

ストーマ手術後の皮膚の合併症: ET 看護師による綿密な評価と処置の重要性

調査によると、結腸瘻造設手術患者の 1/3 以上と回腸瘻造設手術患者の 2/3 以上で、ストーマ周囲の皮膚の問題が起きています。 このため、ノルウェーの研究者らは、皮膚関連の合併症の発症率と一般的な発症時期について調べることにしました。

外来患者向けクリニックで、研究者らは標準追跡調査フォームと観察指標を使用して、患者様 237 人を観察しました。 これにより、合併症の発症率は第 2 期間 (3~6 週) で大幅に増加し、この期間には、平均で全回答者の 34% に皮膚の問題が生じていることがわかりました。

上記の文書では、ノルウェー支部の結果の詳細をご覧いただけます。

社会生活への復帰: 看護師による評価と患者様の体験の間に相関関係はあるか?

社会復帰は患者様と ET のどちらにとっても課題です。 そのため、8 か国が調査に参加し、患者様がストーマ造設手術後に日常的な社会活動に復帰できるかどうかに心理的要因がどのように影響するかを調べました。

研究者らは患者様の心理的および身体的健康に関連する一連の問題を調査し、 その目的は、ET による患者様の社会復帰状況の評価 (問題あり、問題なしのいずれか) を説明する理由を特定することでした。

一時的回腸瘻造設後の回復: 男女の観点の有無

オストミー フォーラムのスウェーデン支部は、一時的回腸瘻造設手術後の回復に女性と男性で差があるかどうかを明らかにしようとしました。 この調査は、患者様 221 人を対象とし、そのうち 26 人が一時的回腸瘻造設手術を受けました。

結果は、男女の観点が極めて重要であることを示唆しています。 最後の追跡調査期間終了後、男性の大半は日常を取り戻しましたが、女性群の 36% は依然として社会的および心理的問題を抱えていました。 この調査の重要なポイントは、ストーマ造設手術後の回復が女性よりも男性の方が早いことを示していることです。

問診フォーム

オストミー フォーラムでは、5 年以上にわたり、ET 看護師が総合的な関連データを収集するための国際的な問診・評価フォームの作成を行ってきました。 このフォームの目的は、オストミー手術の短期的および長期的な影響を特定することです。 前述の問診フォームを使用すると、改善方法を提案し、適切な処置を行うのに役立ちます。

このフォームが、オストミー手術後、数日間から数週間の患者様の生活改善に役立つことを願っています。 その他のケース スタディ、評価、リソースについては、Dansac のウェブサイトの「専門家によるケア 」のセクションをご覧ください。